土曜日の札幌12Rで、横山親子が史上初のワンツースリーとなりました。1着が和生騎手、2着が武史騎手で3着がお父さんの典弘騎手でした。1番人気→3番人気→4番人気ということで、人気馬に乗っていたのは事実ですが、それを上位に持ってこれるかどうかというのは別の話で、やはり快挙だと思います。おめでとうございます。
それでは先週の重賞を振り返ります。
☆小倉サマージャンプ
順位表です。
順 | 馬番 | 馬印1 | 馬名 | タイム | 着差 |
1 | 6 | ◎ | アサクサゲンキ | 3.45.1 | |
2 | 2 | ○ | マサハヤドリーム | 3.45.3 | 1 1/2 |
3 | 7 | ビーオールアイズ | 3.45.4 | 1/2 | |
4 | 5 | △ | セプタリアン | 3.46.0 | 4 |
5 | 1 | コウキチョウサン | 3.46.3 | 1 1/2 | |
6 | 4 | ▲ | マイネルプロンプト | 3.46.3 | クビ |
7 | 3 | × | スズカプレスト | 3.50.4 | 大差 |
8 | 8 | シゲルロウニンアジ | 3.52.2 | 大差 |
1着◎⑥、2着○② でした。馬連2.3倍で、恐れていたガミ中のガミでした(笑)
アサクサゲンキが2周目で先頭に立ってからはその座を譲らず押し切りました。アサクサゲンキは平地重賞と障害重賞のダブル制覇となりました。鞍上の熊沢騎手も、障害勝利歴代最多タイとなりました。
アサクサゲンキは3コーナー手前でムチが入っており、これはちょっとしんどいかと思いましたが、脚色は悪くなりませんでした。小倉の障害コースは存外トリッキーなコースで、襷コースにはバンケットもあったり、最後の直線に入るときは急カーブだったりで大変なコースだと思いますが、全然問題にしませんでした。今後は中央の障害コースでどのような走りを見せることができるかということが注目されますが、期待したいと思います。
☆キーンランドカップ
順位表です。
順 | 馬番 | 馬印1 | 馬名 | タイム | 着差 |
1 | 12 | ◎ | レイハリア | 1.09.1 | |
2 | 9 | エイティーンガール | 1.09.1 | 頭 | |
3 | 8 | セイウンコウセイ | 1.09.2 | クビ | |
4 | 14 | カイザーメランジェ | 1.09.3 | 3/4 | |
5 | 3 | アストラエンブレム | 1.09.4 | クビ | |
6 | 15 | マイネルアルケミー | 1.09.4 | 頭 | |
7 | 5 | △ | メイケイエール | 1.09.4 | クビ |
8 | 7 | ヒロイックアゲン | 1.09.5 | クビ | |
9 | 4 | ▲ | タイセイアベニール | 1.09.5 | クビ |
10 | 11 | ○ | ミッキーブリランテ | 1.09.5 | クビ |
11 | 16 | ジョーアラビカ | 1.09.6 | クビ | |
12 | 10 | シュウジ | 1.09.7 | 1/2 | |
13 | 1 | ロードアクア | 1.09.9 | 1 | |
14 | 13 | × | ダイアトニック | 1.10.0 | 3/4 |
15 | 6 | カツジ | 1.10.1 | クビ | |
16 | 2 | ソロユニット | 1.10.6 | 3 |
1着◎⑫、2着無印⑨ でした。2着抜けでした。
レイハリアが抜群のスタートを切り、途中ポジションを番手に下げましたが、直線で前の馬を捉え、エイティーンガール以下差し組に抜かせずに押し切りました。これで4連勝となり、3歳牝馬のスプリント路線の有力馬となりました。レイハリアの前走葵ステークスで2着3着になった馬は、それぞれこのサマーシリーズで重賞の勝ち馬になりました。このことを考えると、葵ステークスのレベルが高く、このレースに勝ったレイハリアが重賞を勝つのは自然な流れだったかもしれません。それだけ強い内容でした。
ちょっとメイケイエールに言及すると、このままではちょっと厳しいかなと思います。武騎手をもってしてもなかなかコントロールが利かないとなると、馬具で工夫するとか何かしらの処置が必要なんじゃないかと思います。
☆新潟2歳ステークス
順位表です。
順 | 馬番 | 馬印1 | 馬名 | タイム | 着差 |
1 | 1 | △ | セリフォス | 1.33.8 | |
2 | 8 | ▲ | アライバル | 1.34.0 | 1 |
3 | 6 | ◎ | オタルエバー | 1.34.1 | 3/4 |
4 | 11 | ☆ | コムストックロード | 1.34.2 | クビ |
5 | 5 | ○ | スタニングローズ | 1.34.3 | 1/2 |
6 | 9 | キミワクイーン | 1.34.5 | 1 1/4 | |
7 | 4 | タガノフィナーレ | 1.34.8 | 1 3/4 | |
8 | 12 | グランドライン | 1.34.9 | 1/2 | |
9 | 3 | ウインピクシス | 1.35.1 | 1 1/2 | |
10 | 7 | クラウンドマジック | 1.35.2 | 1/2 | |
11 | 2 | × | クレイドル | 1.35.2 | クビ |
12 | 10 | サイード | 1.35.2 | 頭 |
1着△①、2着▲⑧ でした。馬連6.1倍でこれまたガミでした。
オタルエバーがこのまま逃げ切れるかと思いましがたが、内からセリフォス、外からアライバルが強襲してきてオタルエバーを差し切りました。セリフォスは、馬場が悪い内側からメンバー最速の上がりで差し切って1着になりました。時計も1分33秒台と優秀で、この馬かなり強いのではないかと思います。2着に来たアライバルも強いですが、ちょっとエンジンのかかりが遅かったかと思います。いずれも距離延長は問題ないような感じですが、アライバルのほうがより距離延長は向いているかと思います。オタルエバーは差す競馬を試しても良かったのではないかと思います。
今週の重賞は3レース。札幌では札幌2歳ステークス、新潟では新潟記念、小倉では小倉2歳ステークスのいずれもG3が行われます。こちらを分析していきます。
コメント