先週の重賞 レース結果

データ競馬

10歳馬のスズカデヴィアスが、レース中に脱臼して予後不良となりました。ご冥福をお祈りいたします。スズカデヴィアスは、2018年の新潟大賞典を制して、オーストラリアのレースにも参戦した実績がある馬でしたが、トータルで50戦7勝、この年になってもコンスタントに出走し、自分の食い扶持は稼いでいました。これで現役の10歳馬は5頭、うち4頭は障害レースが主戦場ですが、オジュウチョウサンを筆頭にまだまだ頑張れると思います。

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それでは先週の重賞を振り返ります。

☆鳴尾記念

順位表です。

1着無印③、2着△⑧ でした。1着抜けでした。

絵に描いたような行った行ったの展開でした。鮮やかな逃げ切り勝ちでした。テンの千メートルが1分2秒9なので、終いの千メートルを57秒台で走った計算になります。逃げ馬にこのペースで走られて、上がりもメンバー2位の脚を使われてしまえばこれは後続の馬は追い付けません。
ユニコーンライオンは3歳時には神戸新聞杯5着と片鱗は見せておりましたが、長らく3勝クラスで低迷しており、前走ようやく勝ち上がって再びオープン入り、いきなり重賞勝利ということで、いよいよ本格化してきました。前走新潟、本走中京と左回りを2戦2勝ということで、サウスポーなのかもしれませんが、単調な逃げ馬でもないですし、この走りなら重馬場でもこなせそうなので、G2あたりまでは活躍できそうな内容です。
G1馬2頭は先行断然有利の展開で差し込んで3着4着に食い込み、まだまだ力があるところを見せました。いずれも年齢的には上がり目というのは難しそうですが、今後に向けてのメドは立ったと思います。

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☆安田記念

順位表です。

1着無印⑪、2着◎⑤ でした。1着抜けでした。先週から1着抜けの呪縛から解き放たれませんorz
もうワイドにしようかな(笑)

ダノンキングリーは最後4頭の叩き合いを制しました。ラスト100mちょっと届かないかと思い、これは本命対抗で決まるかなと思いましたが(笑)伸びました。直線ではいつでも抜け出せる位置取りで、ゴーサインのタイミングもジョッキーがうまくコントロールできたのだと思います。去年の天皇賞秋以来で間隔が開いていたのですが、きっちり仕上がっていました。1分31秒台の時計は速いですし、自身のマイル適性が確認できたのは今後のレースの幅が広がると思います。ベストは千八だと思いますが、二千もマイルもこなせることが分かったのは大きいと思います。
グランアレグリアは直線の抜け出しに手間取りました。結果過怠金を科せられる走りをしないと前に出せない状況だったのがアタマ差につながってしまったのかなと思います。あと武騎手はやはりすごいです。カデナは6着でしたが、直線の抜け具合は見せ場十分でした。

今週からいよいよ夏競馬です。予想も輪をかけて難しくなります(笑)
東京ではG3エプソムカップ、そして今年はオリンピックの関係で札幌競馬場でG3函館スプリントが行われます。この2レースを分析していきます。

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