アイルランドでディープインパクト産駒のハラジュクがG3を勝ちました。海外でもディープ産駒が活躍しております。母父ガリレオということで、サドラーズウェルズ系、まさにヨーロッパ血統です。ディープの軽さが入って、スピードに対応ができそうな感じがあります。日本ではちょっと重いかなと思いますが(笑)今後はおそらくアイルランドオークスに進むと思われますが、ちょっと期待したいです。
それでは今週のレースを振り返ります。
☆青葉賞
順位表です。
1着◎②、2着無印⑩ でした。もうちょっとデムーロが頑張ってくれたらいい馬券が取れたのですが(^^;)
ゴール前で1馬身の間に5~6頭が並ぶ混戦でしたが、ワンダフルタウンがハナ差制しました。結果だけ見れば「春は格」の通りのワンツーでしたが、そこまで大きな差はなかったように思います。それでもワンダフルタウンがきっちりと勝ちきったということを考えれば、レースのレベルそのものはそこまで低くはなかったのかなと思います。テンの千メートルは60.5秒、上がりの千メートルは59.4秒、テンと上がりだけ見れば平均ペースと思ったのですが、存外中間が遅かったかなという感じで、時計そのものは平凡かなと思います。本番の時計は良馬場なら更に2秒程度は速くなると思われますが、この距離でスピード競馬にどこまで対応できるかがカギとなると思います。キングストンボーイは、次走ルメール騎手が他の馬に騎乗予定なのでここまでのことができるかは分かりませんが、ワンダフルタウンと互角の勝負ができているので、ダービーでも動けるかもとは思います。
☆天皇賞春
順位表です。
1着○①、2着△⑫ でした。馬連9.4倍でちょいガミでしたが、カレンブーケドールが3着に粘ってくれたおかげで三連複もゲットできました(笑)
4コーナーを回った時は、これはカレンブーケドールが押し切るんじゃないかと思わせましたが、ワールドプレミアが外から伸びて差し切りました。ある程度前々に行っていた力がある馬が着になったという感じでした。良馬場になっていたとは言え、小雨も降る天気で稍重と遜色ない馬場だったと思われ、上がり最速も36秒台、かなりタフな競馬だったと思います。ワールドプレミアの位置取りは、道中もいかようにも動けるぞって感じの絶好の位置取りでした。大外を回りましたが、その方が馬場が良かったと思われ、伸び脚が抜群でした。これでステイヤーのG1を2つ勝ったわけですが、今後は中距離~クラシックディスタンスに距離短縮への対応かなと思います。ジャパンカップ~有馬記念は実力的には十分勝ち負けですので期待ができると思います。カレンブーケドールは惜しかったです。アリストテレスをアタマ差抑えたのはカレンブーケドールの力を証明したと思います。でも今年の内にG1取っておきたいところです。牝馬では間違いなく世代最強です。
次週の重賞は3レース。3歳マイル王決定戦のG1NHKマイルカップ、今年は中京競馬場で行われるG2京都新聞杯、新潟競馬場で行われるG3新潟大賞典です。この3レースを分析していきます。
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