今年の新人ジョッキーは見どころがあります(笑)初騎乗で初勝利を挙げた騎手が出ましたし、1日2勝を挙げた騎手も出ました。将来このルーキーからG1ジョッキーが出ることを期待したいと思います。
それでは今週の重賞の結果です。
☆チューリップ賞
順位表です。
1着◎①、同着無印⑤ でした。三連複くらい取れたかと思ったら、ハナ差ダメでした(笑)
メイケイエールが最初からかかり気味で、ジョッキーがなだめるのに苦労していました。残り800あたりでたまらず先頭に立って、そんな状態でそのまま押し切れるのかと思いましたが、何とか同着にしのぎました。エリザベスタワーも若さを見せていましたが、そんな2頭が同着となり、まだ成長を見せそうな形とこれからの課題を残しました。メイケイエールはエキサイトしてしまう気性、エリザベスタワーはモタれてしまう癖の矯正と桜花賞に向けて修正していけば桜花賞は女王ソダシといい勝負をしそうです。今後面白そうなのが4着のタガノディアーナでした。今回権利が取れなかったので出走できるかどうかは抽選になると思われ、ちょっと厳しいですが、この末脚は今後につながるものでした。オークスに向けて勝ち上がってくると面白い存在になりそうです。
☆オーシャンS
順位表です。
1着無印⑧、2着◎③ でした。コントラチェックまでは手が出ませんでした。
ビアンフェが残り200あたりまで先頭でしたが、最後はカレンモエが出て押し切るかと思いましたが、コントラチェックがひと伸びしてハナ差差し切りました。前々走からスプリント路線に変更して二けた着順が続いていて人気を落としていましたが、この2走は差しだったのが今回は重賞を勝っていたころの逃げ先行に戻して好結果を出しました。ようやくスプリントのペースに慣れてきたということなのかも知れませんが、次走の高松宮記念でもこのような競馬ができれば伏兵的な存在になるかもしれません。カレンモエはここまで来れば勝ちたかったでしょうけど、賞金が加算されたので一応の及第点かなと思います。安定はしてますが、ちょっと勝ち味に遅いかなと思います。走りはいかにもスプリンターといった感じで、マイルまではちょっと厳しいかなと思いますので、このままスプリント路線を貫けば重賞は当分勝ち負けのレベルで安定すると思います。
☆弥生賞ディープインパクト記念
順位表です。
1着▲④、2着○⑩ でした。一角が崩れたおかげで馬連50.6倍ゲットでした。三連複は激安でした(笑)
絵に描いたような行った行ったの競馬でした。ダノンザキッドも最後は切れましたが3着どまりでした。前半千メートルを1分2秒台まで落とした段階で逃げ馬のペースでした。縦長の展開になりましたが実はそんなに速いペースで動いていませんでした。ペースが遅い上に後ろに差ができてしまっていたので、後続はなし崩し的に脚を使わされました。終いの千メートルは59秒4、かなりの後傾ラップでした。タイトルホルダーはかかっている様子もありませんでしたし、騎手のコントロールが利く馬なんだと思います。これからの中山が今と同様に先行有利の馬場になるかどうか次第ではありますが、こんな感じだと皐月賞も自分のペースで逃げたら面白いと思います。ダノンザキッドはここを使って上積みが図れると思います。皐月賞でも有力候補であることには変わりないと思いますが、他馬の成長も著しいのでウカウカしてられない状況だとは思います。
次週は重賞が4つ。土曜日に中山で中山牝馬ステークスG3、阪神で阪神スプリングジャンプJG2、日曜日に中京で金鯱賞G2、阪神でフィリーズレビューG2が行われます。この4レースを分析していきます。
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