シーザリオが死亡したというニュースに触れました。競走馬としても日米オークスを制覇し、繁殖牝馬としてもエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアというG1馬3頭を輩出し、この3頭もG1馬を出して、確固たる血脈を築いた馬でした。管理していた角居調教師が引退の日に入ったニュースなのが奇妙な縁を感じます。
それでは昨日の重賞を振り返ります。
☆阪急杯
順位表です。
1着△⑧、2着無印⑥でした。2着抜けでした。ジャンダルムがもうひと粘りしてくれれば(笑)
レシステンシアがスタートこそ2番手になりましたが、スピードの違いでハナに立ってからはゴールまで譲りませんでした。レコードでの完封勝ちでした。◎ダノンファンタジーはスタートがスムーズではなく、出遅れ気味で中段でした。この時点でアウトでした。とにかく先頭に立って走っている馬が33秒台の上がりを使われてしまうと後続の馬はなす術がありません。レシステンシアの馬体もスプリンター用のそれにシフトチェンジしているような感じでした。次走は高松宮記念でしょうから、絶好のスタートを切れたと思います。インディチャンプもこのローテを見ると高松宮記念を目標にしているのだと思われますが、やはりこの馬はマイラーだと思います。むしろ距離延長のほうが良いかもしれません。
☆中山記念
順位表です。
1着○⑧、2着△④でした。馬連18.0倍ゲットでした。3着がもう少し頑張ってくれればもっとつきました(笑)
東西金杯の勝ち馬がワンツーでした。バビットとウインイクシードが競ってしまって前半千メートルが57秒8でした。バビットはこのハイペースで崩れてしまいましたが、ウインイクシードはこれで3着に残りました。この馬強いです。次走はかなり注目です。ヒシイグアスは叩き合いを制して4連勝を飾りました。この馬の充実ぶりがうかがわれるレースでした。前の馬のハイペースに乗らずに差のある4番手で進み、メンバー最速の上がりで差し込みました。前のペースに乗らなかったジョッキーの好判断だったと思います。内容が良かったし時計も良かったので、大阪杯でも期待が持てます。中距離路線はコントレイルをはじめ、サリオス、今年は中距離路線で勝負するグランアレグリアなどそうそうたるメンバーがおりレベルが高いですが、十分に渡り合える力は持っていると思います。頑張ってもらいたいものです。
今週の重賞は3レース。トライアルが始まります。阪神ではチューリップ賞G2、中山では弥生賞でいーぷインパクト記念G2、古馬短距離路線のG3オーシャンSがあります。この3レースを分析していきます。
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