サリオスにドバイターフの招待が届いたとのことです。この馬は4月にオーストラリアであるドンカスターマイルとクイーンエリザベスSの予備登録をしており、どちらに行くのか興味深いところです。ダービーでも2着したようにある程度の距離延長は大丈夫なのではないかと思いますが、やはりマイル～千八あたりが強いのかなと思います。賞金的にはドバイターフが最も賞金が高いのですが、上位を取れるレースかどうかというのが大事なので、難しいところです。
それでは先週の重賞を振り返ります。
☆きさらぎ賞
順位表です。
1着：◎②、2着：▲③ でした。馬連ゲットですが安い(^^;
ラーゴムがヨーホーレイクの追い上げをしぶとく凌ぎました。ヨーホーレイクは大外をぶん回して末脚を爆発させてメンバー最速の上がりで追い上げましたが、クビ差及びませんでした。ラーゴムはスタートからスムーズに番手につけることができて、自分の競馬ができたと思います。立ち回りも器用だし、坂の途中からタイミングよく抜け出ました。好位でもいいですし、今回のような番手での競馬も難なくこなせました。皐月賞のような最後直線坂があってコーナー4回の競馬で勝ち切れたのは大きいと思います。ヨーホーレイクは賞金を着実に加算しました。弥生賞あたりで権利取りをしっかりしていきたいところです。ランドオブリバティは競馬を教えている感じでした。本質的には距離はもう少し短い方がいいかもしれません。
☆東京新聞杯
順位表です。
1着：△⑩、2着：無印④でした。さすがにカテドラルまでは手が出ませんでした(^^;
カラテと菅原騎手が、人馬とも初重賞制覇となりました。直線ではなかなか前が開かなくて、残り1ハロンあたりで何とか外に持ち出したらそこから伸びました。スムーズに抜けられればもう少し着差がついたのではないかと思います。とはいえあのタイミングでしか抜け出すチャンスはなかったと思います。そう考えると菅原騎手の騎乗は見事です。2着馬がメンバー2番目の上がりで先に抜けておりましたが、アタマ差捕らえました。カテドラルはベストの位置取り、ベストの競馬をしたと思います。その中で時計も32秒台で上々、先行勢できっちり勝ち切ったカラテの勝利は価値があります。今後安田記念に向けてローテーションを組むと思いますが、この勢いがどこまで続くか楽しみです。
今週は重賞が3レース。東京でクイーンカップG3、同じく共同新聞杯G3、京都では京都記念G2が行われます。この3レースを分析していきます。
