昨日のシルクロードSで12着だったプリモシーンが引退して繁殖入りするそうです。プリモシーンと言えば印象に残っているのは4歳の時に2着したヴィクトリアマイルです。1分30秒5という時計は驚愕の一言でした。その他フェアリーS、関屋記念、東京新聞杯で1着して早くからマイラーとして活躍した馬でした。今回も東京新聞杯に出てくるのかなと思ってたらシルクロードSだったので、もしかしたら東京新聞杯なら勝ち負けしたかもなんて思っていました。今後は強い仔を産んでくれたらと思います。
それでは先週の重賞レースを振り返ります。
☆シルクロードS
順位表です。
1着⑬、2着☆②でした。なかなか厳しい競馬でした。
シヴァージが大外一気で決めました。前半が33秒7、今の馬場ではちょっと速いかなと思いましたが、案の定逃げたモズスーパーフレアらは最後沈んでしまいました。ここまでくると決め手の差で、シヴァージはメンバー最速の上がりを使って力を出し切りました。ライトオンキューもラウダシオンも34秒台の脚しか使えないので、このように前傾ラップで差し馬が台頭する展開はちょっとしんどいところがあるのかなと思います。今後はもちろん高松宮記念だと思われますが、同じ舞台でいい勝ち方をしたので、期待が持てると思います。グランアレグリアとどう渡り合うのか楽しみです。
☆根岸S
順位表です。
1着○③、2着① でした。2着抜けでした。
大外最後尾から追い込んでくるワンダーリーデルを抑えてレッドルゼルが凌ぎました。クビの上げ下げのような感じでした。前にいた3頭が競った展開になって、こちらもかなりの前傾ラップでした。レッドルゼルは、直線で前が開かなかったのですが、残り1Fで前が開いてからは力強く抜けだしました。前が沈んで好位の馬が抜け出た格好でした。アタマ差でしたが強い競馬をしたと思います。もう1F伸びのフェブラリーステークスにも十分対応可能ではないかと思います。メンバー強化は必至ですが、悪くない戦いを見せてくれると思います。
今週は中京できさらぎ賞G3と東京で東京新聞杯G3が行われます。こちらを分析していきます。